ホーム> 医療関連


海外で病気になるのは不安なことですよね。オーストラリアの医療システムは日本とは違うので、まずはその違いを柔軟に受け入れ、知っておきましょう。

1.医療保険
オーストラリアには日本の国民健康保険に相当するメディケアという公的医療保険があります。ただしメディケアの加入者はオーストラリア国民と永住権保持者に限られています。

2.医療費の支払い
メディケア保持者はバルク・ビリング(Bulk-billing)を行っている病院なら無料。それ以外は全額を支払い後でメディケアに返還請求します。この場合、自己負担額は請求額の15%。また公立病院への入院費用は無料ですが私立病院の場合費用の25%が個人負担となっています。

3.海外ビジター保険
加入している保険会社によって異なりますが、医師に費用を払った後その請求書を持参すれば全額返済してくれる場合が多いです。ただし請求書には診察内容を示すアイテム・ナンバーが入っていないと無効なるので注意しましょう。保険会社と契約している病院では、キャッシュレスサービス、日本語通訳サービスがうけられるところもあります。日本人観光客や在住者の多い都市にはたいていあります。

4.医療システム
一般開業医(PG=General Practitioner)が内科、小児科、産婦人科などすべての分野の診察を行います。病気になった場合オーストラリアでは歯科の診察を除き、まずはGPに診察を受けます。往診してもらい風邪や軽い怪我など一般的な症状の場合は処方箋をもらい薬局でクスリを購入します。専門医(Specialist)の治療が必要と診断された場合はPGに専門医を紹介してもらいます。紹介状なしで専門医に直接診察してもらうことはむずかしく、また診察費にも保険が適応されない場合もあります。妊娠の場合もGPに診察後産婦人科医を紹介してもらうことになります。予約制になっているので必ず電話で予約を入れるようにしましょう。VRGP(Vocationally Registered GP)として登録されているGPは5年以上の経歴をもつ医師のことです。GPには安心して健康管理を任せられるドクターを探しましょう。

5.病院(Hospital)
日本でいう「病院」とはまた少し意味合いが異なります。大きくは総合病院、専門医クリニックに分けられています。総合病院はほとんどが24時間態勢の救急病棟が設けられ、日本の救急病院の役割を担っています。病院の利用は救急車で運ばれるほどの緊急を除いては専門医と同じくGPによる紹介が必要です。メディカル・センター(Medical Centre) とは数名のGPが集まり開業した診察機関。基本的には個人のGP診察所と同様です。センターによってはX線などの設備も併設しています。

6.歯科医(Dentist)
日本では国民健康保険や社会保険により治療費がしっかりカバーされていますが、オーストラリアではメディケアが適応されないため民間医療保険に加入する必要があります。歯石や歯垢の除去も比較的頻繁に行われています。日本のように何週間も治療に時間は掛けず、たいてい1〜2回の通院で終わります。

7.歯科矯正(Orthodontic)
歯のケアを重要視するオーストラリアでは歯科矯正の技術が非常に発達しています。一部民間医療保険が適応される為、通常の歯科治療とは逆にオーストラリアのほうが日本よりずっと格安で矯正治療を受けられます。

8.検眼士・視力矯正
コンタクトレンズやめがねを作成する際は検眼士(Optometrist)、目の病気を治療するのは眼科医(Opthalmolgist)と異なっています。眼科医は専門医とみなされるのでGPの診断が必要となります。視力矯正などの特別な治療を受ける時は一度検眼士の紹介状と診断書を用意し、視力矯正の専門医を紹介してもらいます。視力矯正(Refractive Surgery)にはいくつかあり近視、遠視、乱視の矯正があります。いずれもレーザーを使用した最新式の治療を行う為、所要時間もわずか1〜2時間と短く、しかも傷みはありません。治療成功率は初回で85%、2度目の治療では99%の成功率を誇っています。治療24時間後には視野がクリアになり、眼鏡を必要としない生活が取り戻せます。

9.整体指圧療法(Chiropractic)
ナチュラルセラピーでも人気のあるカイロプラクティック。腰痛や肩こりといった身体のトラブルを解消してくれます。直接予約を入れることもできますが、GPに必要と診断された場合は公共機関で開業しているカイロプラクターを紹介されることもあります。

10.フィジオセラピー(Physiotherapy)
電気を利用した低周波治療法や赤外線・可視光線をつかった光線治療法、ホットパックなどを利用して体質改善を行う物理的治療法。民間クリニックや病院、メディカルセンターに設けられているところもあります。その他の治療法として漢方、鍼灸、指圧マッサージなどオーストラリアでは需要は高く、個人病院だけでなく公立機関で治療を行っているところもあります。あらかじめGPでの診察が必要と場合があるので事前の確認が必要です。

11.薬局(Chemist)
オーストラリアでは医薬分業なので特別なもの意外はすべて薬局で購入します。一般的な薬はGPの処方箋がなくても購入できますがメディケアが適応されないので注意しましょう。

 
各州別の病院案内
各州別の病院リンク
 

Copyright (C) 2000-2003 GOSHU KAWARABAN PTY LTD All Rights Reserved.