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「自分だけは災難に遭わないだろう」と思ってはいても、いつ天災や人災に遭うかわかりません。しかも海外生活においては何かと立場は弱く、自分や家族を守るために万が一の備えは万全であったほうがいいですよね。加入にあたっては、オーストラリアの保険の仕組みを十分に理解しましょう。

■医療保険
オーストラリアでは国民保険(メディケア)に加入できるのはオーストラリア国民と永住権保持者のみに限られています。そのため、ビジネスビザや学生ビザなどそれ以外の人は各自で民間保険に入らなければなりません。民間保険にはいろいろな種類があり、生命保険、健康保険、民間医療保険などその内容は保険会社によって違います。事前にしっかりと情報を収集しなければなりませんが、英語の説明書で理解するのが難しい場合は、日本語の通じる専門の保険ブローカーに相談することもできます。

■その他の保険
1.住宅総合保険
オーストラリアで人々が一般的に加入するのが住宅総合保険。これは、家屋と家財の両方をカバーする内容が含まれています。もちろん、家屋だけをカバーする家屋保険(Home Buildings Insurance)や家財のみの家財保険(Home Contents Insurance)もあります。これらの保険が適用されるのは、盗難、窃盗、落雷、火災、落下物による被害などを受けた場合です。加入するときには、家屋や家財にどれだけの価値があるのかを証明しなければなりません。家屋であれば建築材料の材質などが対象になり、家財は家具、宝石、毛皮、骨董品、貴金属などで、その価値をはっきりと証明する領収書や鑑定書などが必要になります。

2.自動車保険
車の購入・登録の際に強制加入させられるのが、日本の自賠責保険にあたる強制対人賠償責任保険。その他には、民間の保険会社で扱っている車両保険(Fire and Theft Insurance)、対物賠償責任保険(Third Party Property Insurance)、そしてこの二つがセットになったもっともポピュラーな自動車総合保険(Full Cover)があります。自動車総合保険は保険料は高くなりますが、ほとんどの損害をカバーするもので、一般的なものです。また、車の事故や盗難の多いオーストラリアでは車両保険も重要な保険です。オーストラリアに長期滞在するなら、保険に加入する前に必ず現地の運転免許を取得しておくことをおすすめします。国際免許証明や日本の免許証で運転していると、場合によっては無免許扱いされ、補償の対象になり得ない場合があります。

3.個人賠償責任保険
「Personal Liability Insurance」とよばれる保険。日常生活において発生した賠償責任に対して支払われるものです。世帯主が加入すると、家族全員に適応されます。

4.労災保険
「Workers Compensation」と呼ばれる保険で、事業主に義務付けられています。就労中の事故や、就労が原因の疫病などを従業員に補償するものです。

5.所得補償保険
「Income Protection Insurance」と呼ばれる保険。病気や事故で働けなくなり、収入が途絶えたときに、以前の所得の最高75%をカバーしてくれます。

6.ペット保険
「Pet Cover」と呼ばれ、ペットを飼う人にとっては必要な保険。獣医の治療費が高くつく場合が多いため、最近加入する人が増えています。

 
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