
■パスポートの取得・確認
パスポートは申請から発行までに数週間かかるので、余裕をもって取得しましょう。オーストラリア入国の際には、滞在日数以上の有効期間が必要になります。残存期間が1年未満なら更新可能なので、短期滞在以外は手続きをしておいた方が良いでしょう。
■ビザを取得する
オーストラリアへ入国するには、たとえ1日の滞在であってもETASかビザが必要になります。ビザの種類には、観光ビザ、学生ビザ、ビジネスビザ、ワーキングホリデービザ、永住ビザ、退職者ビザなどがあります。各ビザの申請方法や提出書類は移民法の改定などにより頻繁に変更されます。必ず最新の情報を確認しましょう。
1.EATSと観光ビザ
3ヶ月未満の観光や訪問が目的の滞在ならEATS(電子渡航許可証)が簡単に取得できます。これは、パスポートと航空券があれば旅行代理店やインターネットを通して取得が可能で、大変便利なシステムです。
2.学生ビザ
3ヶ月までの留学なら観光ビザでも大丈夫ですが、それ以上の期間になると学生ビザが必要になります。通常は入学許可証にある就学期間プラス1ヶ月有効のビザが発給されます。週20時間までならアルバイトも可能ですが、20時間をこえると不法就労となり強制送還の対象になります。また、学生の配偶者や扶養家族などには同一期間のビザが発給されます。このビザには基本的に労働許可がついており、修士以上のコースを履修する大学院生の配偶者や扶養家族はフルタイムで、その他の学位やコースの場合は週20時間まで就労可能となっています。
3.ビジネスビザ
オーストラリア国内の会社で就労する外国人のためのビザで、日本企業の駐在員や現地企業の外国人社員が所有しています。勝手に雇用主や職種をかえることはできす、オーストラリア人にはできない仕事なのか、その会社にとってその職種がどの程度重要なのかが重要になります。まずはスポンサーになってくれる会社が見つからなければ、このビザを申請することはできません。申請後も現地移民局によるスポンサーとなる会社の審査、申請者の審査などがあります。オーストラリア国内の失業率上昇にともない、最近では取得できる職種が限定されたり、審査基準が厳しくなってきています。
4.ワーキングホリデービザ
18歳〜30歳までの方を対象に発給されているビザで、働く、旅する、学ぶ、を可能にしたビザとなります。滞在最長期間は12ヶ月で、英語学校にも最高10週間まで在籍できます。働く場合は同一雇用主のもとで最長3ヶ月まで就労できます。もちろんその後も他の雇用主のもとで働く事は可能です。ワーキングホリデービザからビジネスビザへの変更は法律的には可能ですが、一時的に就労した会社がビジネスビザのスポンサーになってくれるという保証はありません
5.永住ビザ
永住ビザはオーストラリアへの滞在を無期限で許可するもので、永住権とも呼ばれています。市民権とは異なるので、選挙権や被選挙権はありませんが、その点を除いては一般のオーストラリア人と同じ待遇を受けることができます。ただし、永住権取得後の2年間は制限があります。永住ビザはいくつかのカテゴリーに分かれいます。基本的には自己能力(技術、年齢、英語力など)によって取得する「技術移住」とオーストラリア国内にいる配偶者や親族などがスポンサーとなって取得する「家族移住」、そして「人道的移住」の3つに区別されています。そして、それぞれの区分でさらにカテゴリー分けされており、受け入れの基準も頻繁に変更するので注意しなければいけません
6.退職者ビザ
退職者ビザは定年後の余生をオーストラリアで暮らしたい人に発給されるもので、他の一時滞在ビザと同様にさまざまな制約があります。
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