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第九章 交通法規
交通違反(1)一般
クイーンズランド州内にて自動車などを運転する際は自動車運転免許証を携帯しなければならず、旅行者であれば日本の有効な運転免許証に公式な翻訳(日本領事館等で有償で翻訳)のついた免許証であれば旅行中は運転する事が出来ます。また永住者の場合は、豪州に到着後3ヶ月以内にクイーンズランドで居住するならばクイーンズランド・トランスポートより運転免許証を入手した上で自動車を運転する必要があります。特に、到着後3ヶ月以内は外国の免許証を使用して練習が出来ます。そしてその間、筆記試験とで実地試験を実施してめでたくクイーンズランド運転免許証が得られます。免許証は日本同様、違反をしますと点数制(Merit Point)ですので減点の対象となります。
クイーンズランド州において私達が日常自動車を運転していて、余分なスピードを出したり、赤信号で交差点に入り通過しますと、交通違反として罰せられます。
今回は特に法律に関しましてどのような違反が弁護士を必要として裁判所にて罰せられるかについて説明を以下の様に加えておきます。 その交通違反の一部は軽犯罪または犯罪としての罰則もあり、道路交通法(Transport Operations (Road Use Management)Act 1995)以外の刑法で処罰される事もあります。このため、これから特に2回に亘り、この道路交通法の一般と酒酔運転について平易ですが解説したいと思います。
1.刑法上の交通違反
業務上過失致死など重大な過失により人を死に至らしめた場合、Manslaughter(故殺)として刑法第303条により処罰されます。最大の刑罰は終身刑です。この場合の重過失とは民法上の過失より重度のものとされています。この犯罪は第一審は州最高裁判所にて陪審員にて無罪/有罪の評決が下されます。
2.乱暴な車輌の運転
公道にて自動車を危険な使用をした場合は、刑法第328条にて乱暴な運転使用の違反として罰せられます。この違反を犯した場合、地方裁判所にて陪審員の基に有罪・無罪の評決が下され、有罪の場合は$50,000までの罰金または5年の禁固刑となります。しかし、この危険な運転が軽度の場合、簡易裁判所にて裁判が行われ、最高$15,000の罰金か3年の禁固刑の適用となります。危険な運転とは必ずしもスピードを伴なっているものではありません。
3.道路交通法上の軽犯罪の適用
―不注意運転
―無免許運転
―ひき逃げ等の事故現場からの逃亡
これらの違反は簡易裁判所の取り扱いとなり、罰金は最高$3,000.00または禁固刑一年の刑となっております。
以上の様に自動車の運転と言えども実刑を受ける場合があり、十分注意をしなければなりません。
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